日本サイコオンコロジー学会|JPOS

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第1回埼玉サイコオンコロジー研究会の報告

埼玉医科大学総合医療センターメンタルクリニック 堀川直史

2007年1月20日にさいたま市のソニックシティホールで第1回埼玉サイコオンコロジー研究会が行われました。最初でもあり、どのくらい人が集まるか心配していたのですが、109人が参加しました。この会は、日常臨床でわれわれが出会う様々な症状の患者さんに関する事例検討を中心にしています。このような趣旨でもあり、医師の参加はほとんど期待していなかったのですが、109人中医師が35人でした(精神科12人、緩和ケア4人、外科9人、内科8人、その他の診療科2人)。そのほかの職種では、看護師が多く、さらに心理士、薬剤師も参加しました。

一般演題は事例検討が6題、現状報告が1題、前向きの多数例研究が1題でした。事例検討では、半数が情報の不足や情報の伝え方に問題があって不安、怒りなどが生じている症例でした。情報提供は、今も昔と同様、サイコオンコロジーの臨床で大きな問題だとあらためて思いました。そのほかに、大西秀樹先生の「がん医療の精神医学的側面:サイコオンコロジーの現場報告」という講演がありました。これもすぐに臨床に役に立つ非常に有意義な講演だったと思います。あまり休憩をとらなかったので、ずいぶん疲れた方もいらしたのではないかと心配しています。今後はこの点にも注意したいと思います。
第2回と第3回の日時と場所はすでに決まっています。第2回は2007年7月28日(土)さいたま市の「ラフレさいたま」、第3回が2008年1月26日(土)ソニックシティホールで、いずれも午後からの予定です。あらためてご案内しますが、参加および発表をお待ちしています。連絡は、〒350-8550川越市鴨田辻道町1981埼玉医科大学総合医療センターメンタルクリニック医局内の事務局にお願いします。電話とfaxは049-228-3605、メールはpsy1@saitama-med.ac.jpです。

 
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