遺族ケアガイドライン
遺族ケアガイドライン
コラム「遺族ケアガイドラインを読み解く」を掲載しています。是非ご覧ください。
コラム「遺族ケアガイドラインを読み解く」
ガイドライン利用にあたって(免責事項など)
- 本ガイドラインは、がん診療に携わる全ての医療者を主な使用対象者として作成されています。
- 本ガイドラインは、対象者の個別性を無視した画一的なケアを推奨するものではありません。個々の対象者に適用するにあたっては、診療にあたる医療者・医療チームが対象者の個別性に十分配慮し、ご自身の責任のもとで実施してください。
- 本ガイドラインの内容は医療訴訟の根拠となるものではありません。本ガイドラインを遵守したという理由で過失なしと判断することはできず、一方で本ガイドラインを遵守しなかったという理由で過失ありと判断することもできません。
- ガイドラインPDFファイルを無断で再配布したり、改変したりすることを禁止します。
- 転載につきましては、こちらをご確認下さい。
遺族ケアガイドライン 2022年版
がん等の身体疾患によって重要他者を失った遺族が経験する精神心理的苦痛の診療とケアに関するガイドライン
死別に伴う悲嘆反応の多くは時間の経過とともに軽減しますが、精神心理的苦痛の強い場合には適切な介入や支援が必要となります。
本ガイドラインは、家族・遺族ケアに必要な様々な学問領域に関する知識を総論やコラムとして解説するとともに、治療的介入が必要な遺族の診断と治療法の解説、非薬物療法と薬物療法に関する臨床疑問に推奨を提示した、家族・遺族ケアに関する国内初の実践的なガイドラインです。
編集:日本サイコオンコロジー学会、日本がんサポーティブケア学会
定価:2,420円
発行日:2022年6月30日
SBN:978-4-307-10217-9
発行所:金原出版株式会社
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全ページ巻頭
巻頭第1章はじめに
1-1 ガイドライン作成の経緯と目的 1-2 ガイドラインの使用上の注意 1-3 エビデンスの確実性と推奨の強さ第2章悲嘆と家族・遺族のケア
2-1 悲嘆の概念と理論 2-2 通常の悲嘆とその支援 2-3 遺族とのコミュニケーション 2-4 ケアの対象としての患者の家族 2-5 患者が生存中からの家族・遺族ケア第3章精神心理的苦痛が強い遺族への治療的介入
3-1 診断と評価 3-2 メンタルヘルスの専門家に紹介すべきハイリスク群の特徴 3-3 身体症状を呈する遺族 3-4 医療機関を受診したくない,薬を飲みたがらない遺族への対応 3-5 自死遺族支援 臨床疑問1「がん等の身体疾患によって重要他者を失った(病因死)18歳以上の成人遺族が経験する、臨床的関与が必要な精神心理的苦痛に対して、非薬物療法を行うことは推奨されるか?」 3-6 複雑性悲嘆の認知行動療法 臨床疑問2「がん等の身体疾患によって重要他者を失った(病因死)18歳以上の成人遺族が経験する、臨床的関与が必要な精神心理的苦痛に対して、向精神薬を投与することは推奨されるか?」 3-7 一般的な薬物療法,特に向精神薬の使い方について第4章資料
4-1 ガイドライン作成過程 4-2 文献検索式 4-3 今後の検討課題 4-4 用語集巻末
Prolonged Grief Disorder の診断基準(DSM-5-TR) Q&A これからのとき(悲嘆の小冊子) 加藤雅志先生を偲んで 索引ガイドラインの転載について
ガイドラインの転載にあたっては、日本サイコオンコロジー学会及び金原出版株式会社への転載許諾の申請が必要です。申請書類の審査に基づいて、転載利用料を請求させて頂くことがあります。
A. 日本サイコオンコロジー学会への申請
【A-1 提出書類】
1.転載許諾申請書
2.転載先の原稿
・転載部分が明確にわかるよう、枠線で囲うなどして明示ください。
3.転載元の該当箇所の写し
・転載部分が明確にわかるよう、枠線で囲うなどして明示ください。
【A-2 提出先】
当学会事務局:提出書類1〜3を以下のメールアドレスにお送りください。
E-mail:maf-jpos-info@mynavi.jp
メールの件名に「ガイドライン転載許諾申請について」とご記載ください。
【A-3 問い合わせ】
当会Webサイト内の「お問い合わせ(リンク:https://jpos-society.org/contact/)」掲載の連絡先まで、お願いします。
【注意事項】
日本がんサポーティブケア学会への申請は不要です。
B.金原出版株式会社への申請
【B-1 提出書類、提出先】
以下のリンクをご確認の上、申請をしてください。
https://www.kanehara-shuppan.co.jp/tensai/
【B-2 問い合わせ】
金原出版株式会社Webサイト内の「お問い合わせ(リンク:https://www.kanehara-shuppan.co.jp/contact/)」フォームより、お願いします。