news
『いよいよ始まった がんの遺伝子検査と治療 ~乳がん・子宮がん・卵巣がん~』開催のご案内
このたび本学が参加しております7大学連携個別化がん医療実践者養成プラン(文科省採択事業)活動の一環と致しまして、『いよいよ始まった
がんの遺伝子検査と治療~乳がん・子宮がん・卵巣がん~』セミナーを開催することになりました。
つきましては、多くの方にご参加いただきたく、ご来場を賜りますようお願い申し上げます。
記
【日時】平成31年2月20日(水)18:00-19:30
【場所】関西医科大学学舎2階 第2講義室
【対象】医師、看護師、がんプロ院生、学部生、薬剤師、遺伝について興味のある方等
【内容】
総合司会:野村昌作先生(関西医科大学 副学長/内科学第一講座/本学がんプロプロジェクトリーダー)
総合司会:野村昌作先生(関西医科大学 副学長/内科学第一講座/本学がんプロプロジェクトリーダー)
《プログラム》
講演1.「遺伝カウンセリングは必要!?」
佐藤 智佳 先生(関西医科大学 臨床病理学講座 助教(遺伝カウンセラー))
がんの5~10%は遺伝性と言われており、がんゲノム医療の進歩に伴い遺伝カウンセリングや遺伝性腫瘍への対応という単語を目にすることも多くなってきました。では、なぜ「遺伝カウンセリング」が必要なのでしょうか。患者・家族、医療者双方が遺伝学的情報を適切かつ有効に活用できることを目的としていますが、遺伝性の場合には患者本人のみならず、血縁者も医療の対象となってきます。そこで、良好なコミュニケーションを通して、倫理的配慮、遺伝医学的な情報提供を行いながら患者・家族が十分に理解して適応できるよう支援することが遺伝カウンセリングの役割とされています。遺伝カウンセリングの担い手である「認定遺伝カウンセラー」として、その現状についてお伝えし、遺伝カウンセリングを活用していただきたいと考えています。
講演2.「遺伝性乳がん診療における取り組みについて」
矢内 洋次 先生(関西医科大学 外科学講座 助教)
遺伝子検査で乳がんの発症リスクの高い人が計画的ながん検診を受けたり、予防的な治療を受けることは、医療としてすでに実践されています。そこで、「乳がんを発症していない人で遺伝子変異陽性の場合の対応」、「すでに乳がんを発症している人で遺伝子変異陽性の場合の対応」、「乳がんにおけるPARP阻害剤の承認による診療の変化」などに関して、お話しさせていただきます。
講演3.「遺伝情報を考慮した婦人科がん診療について」
北 正人 先生(関西医科大学 産科学婦人科学講座 診療教授)
婦人科がん(子宮頸がん・体がん、卵巣がんなど)を、より最適に治療するために、遺伝子検査がいよいよ行われるようになりました。遺伝子検査はこれまでの臨床の現場を大きく変える可能性があります。本講演では遺伝子検査で何が変わるのか、何に注意すべきかをお話しさせて頂きます。
参加ご希望の方は、2月18日(月)迄に下記Eメール宛に(1)氏名(2)所属先(3)職種
をご明記の上、お申し込みください。
お申し込み・お問い合わせ先:関西医科大学がんプロ事務局
E-mail: ganpro@hirakata.kmu.ac.jp
【主催】7大学連携個別化がん医療実践者養成プラン