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アピアランス<問題>への心理社会的支援のための研修会(2025年度)
このたび公益社団法人日本心理学会では,2025年12月7日(日)に「アピアランス<問題>への心理社会的支援のための研修会(2025年度)」を開催することになりました。
本研修会は2021年度から継続して開催しており,今年が第5回目の開催となります。
今回は「オンライン」での参加となります。
申込締切は,12月1日(月)23時59分までです。
参加をご希望の方は,下記申し込みサイトの内容をご確認の上,所定の期間内にお申し込みください。
アピアランス<問題>への心理社会的支援のための研修会(2025年度)
https://psych-ws20251207.peatix.com/
■日時
2025年12月7日(日)10:00-17:15(12:20-13:20昼休み)
■開催形式・定員
オンライン:定員50名(Zoomミーティング)
■参加費
8,800円(消費税込)
■お申し込み
https://psych-ws20251207.peatix.com/
※申込期間:10月30日(木)14時から12月1日(月)23時59分まで
■概要
アピアランス(外見)に関連した不安や悩みなどの〈問題〉は「美しくなければならない」といった「美の神話」に代表される文化的圧力と密接に関連しているため,日常生活の至るところに存在する。外見に何らかの目立った差異(可視的差異)を有する人だけでなく,目立った差異のない人の中にもアピアランスに関する苦悩を抱えている人がいる。全人口のおおよそ20%の人がアピアランスに関連した不安や悩みをもっているといわれている。
可視的差異を有する人では不安や悩みは深刻化しやすいが,可視的差異のある人は全人口のおおよそ100人に1人ほどいると考えられる。医療現場のさまざまな診療科(先天性疾患・後天性慢性疾患・外傷や熱傷・がん領域・精神科等)では,可視的差異を有してアピアランスに苦悩を抱える患者が少なくなく,現場のスタッフだけでは対応しきれていない現状があり,医療機関でのアピアランス〈問題〉は喫緊の課題になっている。現在,EUやイギリスでは,包括的ケアシステムで対処しようとする試みが進められている。
本研修では,可視的差異を有する人に対して適切な心理社会的支援を行うことができる人材育成,チーム医療の一員として医療スタッフにコンサルテーションができる人材育成を目指し,アピアランスに関する〈問題〉を概観した上で,対象者への理解や支援について講義を行う。
■対象者
看護師,公認心理師・臨床心理士,言語聴覚士,認定心理士他,病院臨床場面やカウンセリング場面でアピアランスに〈問題〉を抱えた人への支援を行ってきた人,もしくはアピアランスに〈問題〉を抱えた人への支援に関心のある人。
※当事者を対象とした研修会ではありません。
■主催
公益社団法人日本心理学会
■企画
日本心理学会研修委員会
真覚 健(委員長,仙台青葉学院大学)・松本 学(共愛学園前橋国際大学)
■講師
原田 輝一 医療法人生登会
真覚 健 仙台青葉学院大学
松本 学 共愛学園前橋国際大学
鈴木 公啓 東京未来大学
野澤 桂子 目白大学
■臨床心理士資格更新ポイント
本研修会はグループワークを行わないため,臨床心理士の資格更新ポイント対象研修会(ワークショップ型研修会)には該当しません。何卒ご了承ください。
■本研修会の詳細や注意事項については,申込サイトをご覧ください。
https://psych-ws20251207.peatix.com/
■問い合わせ先
公益社団法人日本心理学会 事務局
jpa@psych.or.jp



