登録医
笹良 剛史(精神腫瘍医・緩和ケア医・ペインクリニック医)
社会医療法人 友愛会 豊見城中央病院 全人的痛みセンター/友愛医療センター緩和ケアチーム
沖縄県豊見城市字上田25
【受診方法】
私たち社会医療法人友愛会では抗癌治療は主に友愛医療センターで行なっています。友愛医療センターの緩和ケアチームと癌サポート外来では抗がん治療中の身体症状の緩和や心の悩みの相談を行なっています。豊見城中央病院には緩和ケア病棟と全人的痛みセンター外来があり、様々な長引く苦痛と苦悩の集学的治療を行なっています。豊見城中央病院の精神腫瘍担当医が友愛医療センターの相談室、緩和ケアチームと連携して、心の痛み・つらさのケアを提供します。
豊見城中央病院全人的痛みセンター精神腫瘍外来は完全予約制です。予定外の受診には対応できません。
※豊見城中央、友愛医療センターとも精神保健指定医は非常勤ですので、緊急対応、精神科的入院対応はできません。
※豊見城中央病院の緩和ケア病棟への入院・転院に関する相談は心のケア担当が異なる場合がありますりますので、必ず別枠の緩和入院相談MSWを介してご相談ください。
①友愛医療センターに入院または通院でがん治療中の患者さんの場合:まず主治医に相談の上で、友愛医療センターのがんサポート外来(緩和ケア医対応)、がん相談支援センター、院内ピアナース、心理相談室等にご相談ください。連携して対応いたします。友愛医療センターでは、公認心理師によるカウンセリングが受けられますので、気軽にご相談ください。
②豊見城中央病院や友愛医療センターに現在がん治療の通院をしていない患者さん、他院に通院中の患者さんの心のつらさや悩みに関する相談の場合:主治医またはかかりつけ医から、豊見城中央病院の精神腫瘍医への診療情報提供書が必要です。受診まで相当の時間がかかる場合や状況によっては対応できない場合がありますので、必ず通院中の病院の相談員)を通じて事前に受診相談をしてください。
③重度の精神疾患、自殺の危険や問題行動など、急を要する場合は当院で対応できないので、まず主治医に相談の上で、沖縄県精神科救急医療情報センターと連携していただき、県内精神科救急告示病院への受診相談をしてください。(098-889-8893)
④ご家族・パートナーのメンタルケア、ご遺族の苦悩、、グリーフケア(悲嘆のケア)のご相談の場合は、まず、かかられている病院の相談員等にご相談の上で、豊見城中央病院の受診予約を依頼してください。ご家族、ご遺族の相談をお受けする場合は、一人の辛さを抱える当事者として患者カルテを作成し、受診していただくかたちで保険診療での対応をいたします。
⑤オンライン診療はかかりつけ医等から情報提供書をいただき、事前に協議し対応可能と判断された場合のみ、電子カルテを作成の上で対応いたします。予約外のオンライン診療はありません。尚、オンラインのみでは他院で処方されていたとしても鎮痛薬、精神作動薬、睡眠薬等の管理医薬品は処方できません。
【一言コメント】
がん患者さんやそのご家族、ご遺族の心の痛み、苦悩に対して、じっくりお話を聞かせていただいた上で、医師、心理師、看護師、MSW等多職種で協働し、ケアや治療、支援を行います。
心の回復力を高めるアプローチとして、患者会の参加案内やピアサポーター紹介、遺族会の案内などの社会的支援、リラクゼーション指導、マインドフルネスやコンパッションを用いたセルフケアの指導、認知行動療法を含む心理療法や精神療法、薬物療法、運動療法を含む集学的治療など、一人ひとりの苦悩・苦痛にあわせて対応を行います。連携している友愛医療センターのがんサロン「ぽこあぽこ」で医療スタッフと患者・家族同士が語りあえるよう場にしていますので、ご参加ください
https://ymc.yuuai.or.jp/efforts/cancer/support/salon/
【ホームページアドレス】
豊見城中央病院全人的痛みセンター外来
https://tch.yuuai.or.jp/totalpain-center/
友愛医療センター緩和ケア・がんサポート外来 https://ymc.yuuai.or.jp/efforts/cancer/support/palliative-care/